本日の1枚。この1曲-Roberta Flack & Donny Hathaway ”You've Lost That Lovin' Feelin'(ふられた気持ち)”
ひきつづき、「カバー曲」について。
純子さんの「Terra3」はもう少し間を開けて考えたいので、
今日は、「オリジナルを超えて好き」な1曲について。
前にもキャロル・キングの項で「君の友だち」をピックアップした
Roberta Flack & Donny Hathawayから”
オリジナルはライチャス・ブラザーズ(1964)
有名な曲のはずなんだが、自分が先に聴いたのがロバータ&ダニーの方だったから
後からライチャス・ブラザースのオリジナルを聴いた時のガッカリ感がねぇ...。
というのも、彼らの触れ込みが
一般的にブルーアイド・ソウル*1の元祖と言われているのは、62年にカリフォルニアで結成されたライチャス・ブラザーズである。この白人デュオは本当の兄弟ではなかったが、クラブに集まる黒人の常連客から〈お前たちのソウルはライチャス(正統)なものだ。ライチャスなブラザーだ〉と評されたことから、ライチャス・ブラザーズと名乗るようになったと言われている。このエピソードが物語るように、ライチャス・ブラザーズの歌は〈まるで黒人が歌っているように聞こえる〉という意味においてブルーアイド・ソウルだった*2
みたいに、散々期待させる記事ばかりだったから、余計に肩すかし食らった...。
だって「ブルーアイドソウル」と言えば、スティーブ・ウインウッドみたいにカッコいい歌声を連想するじゃないですか?
後になって彼らのプロデューサーがフィル・スペクターだったこと思い出して「ああ、だからか」と納得。
フィルの功績はもちろん認めます(ロネッツ大好きだし)、この曲は「俺の好きじゃないフィルのパターン(大げさ過ぎるアレンジ)」ってことですね。
オリジナルが好きじゃない理由ばっかり語っても仕方ないかw
己の語彙力のなさを恨むしかないのだが、ものすごく好きw
ロバータとダニーの歌声はもちろんのこと、それを活かすアレンが秀逸。
できればイヤホンしてじっくり聴いて下さい♪
オリジナルに近い、Hall&Oatsのカバーも貼っときます。
ホール&オーツの好きなアルバムも近いうちに。
*1:ブルー・アイド・ソウル(Blue-Eyed Soul)とは、ポピュラー音楽のジャンルのひとつで、 元来は黒人のものであったR&Bやソウルミュージックを白人が取り入れ形成した白人の音楽を指す Wikipediaより